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満月の夕

誕生日を迎えた時、みなさんはどういうことを思うんだろうか。

ああ、また一つ歳とっちゃったな
プレゼントやパーティ、楽しみ♪

どれも正解。

親しい人、大切な人の誕生日。
簡単にでもメッセージを送り、さほど時間も空かずに返事が来る。そのことで相手の無事を確認する。ああ、生きていてくれて良かった。

そう、生きている限りは返事は来る。

2015年1月17日、今年も無事に誕生日を迎えることができた。たくさんのお祝いメッセージもいただいた。中には僕と同じような思いの方もいらっしゃるのかな?もしそうだと嬉しい。が、単純におめでとうでも、もちろん嬉しいに決まってる。

数年前に言ったことだが、自分の子供を持つと、自身の誕生日はどうでもよくなる。

今年の誕生日は阪神淡路の震災から20年の節目でもあった。
この日、90年代は色んなことがあった。阪神淡路の前年はノースリッジの、LA大地震。そして、まるでテレビゲームのようだと形容された砂漠の嵐作戦、湾岸戦争が始まったのも91年のこの日だ。
自然災害はともかく、人の誕生日に何してくれてんねん、ビル!当時そう思ったものだ。
被災地からは少し離れているけど、妻の実家は兵庫だし、80年代の後半に関西で暮らしてたから近年の東日本よりは身近に感じる。しかし、いづれにしろ僕は当事者ではないので、それは言い過ぎなのかもしれない。
まぁ、そんなこんなで、誕生日ウヘェーイ!って単純にはならないわけで。
もっとも、被災者の方の中にはその事件事故災害の当日に実際に誕生日だった方もいるだろう。そんなリアルにヘヴィな方とは比べものにもなりゃしない。

そんな気難しいこと考えないで、素直に喜べばいいじゃん!そうだね、うん。

震災を契機に書き上げられた満月の夕と言う歌。この曲を初めて聴いたのはリリースされてから一年くらい経った頃。
ソウルフラワーユニオンとヒートウェイブの二つのバージョンがあるが、初めて聴いたのはヒートウェイブバージョン。今でも、いつ聴いても涙が出る。


それでも人はまた汗を流し
何度でも出会いと別れを繰り返し
過ぎた日々の痛みを胸に
いつか見た夢を目指すだろう


一言で言ってしまえば、希望と再生の歌と言うことになるのだろう。佐野元春を別格とすれば、僕には、我が人生の一曲と言える曲だ。

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